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- 2021.10.18 Monday
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もう9月。関東では集中豪雨や長雨で大変なことになってますが、関西は猛暑続き。
でも9月やから、いくらなんでも鍾活しないと、身体がなまってしまう〜〜
ということで、鍾活始めることに。でも!
7月から2ヶ月間、歩いていないので足慣らしとして、近場=伊丹を選択。
伊丹選択の理由は、鍾馗友さんのブログで空港の近くに👇👇の鍾馗さんがいることを知り、
ぜひとも会いたくて。で、結果的には写真を撮れたので会えたわけやけど〜〜
岡田家(重文)
まず、伊丹市内で岡田家を見学。岡田家は日本最古の酒蔵がある商家。
ところで。
伊丹は阪神大震災で被害があった地。伊丹市は震災後の復興として、
岡田家を中心として、旧伊丹郷(=清酒処)を再現した街づくりをしました。
中央図書館
図書館も伊丹郷を意識して建設されたもので、街並みにぴったり。
なので、去年の図書館大賞を受賞しています。
本好きな私なので、もちろんこの図書館でちょっと立ち読み。
岡田家・酒蔵
さて岡田家は1674年に建てられたもので、年代が確実な町家としては貴重であり、
その酒蔵も現存中最古のもの。なので重文。
震災で被害を受けたものの、修復後に伊丹市が所有。
重文なのに、なんと無料=タダ!で観覧できるのですよ。伊丹市太っ腹。
酒造用かまど
伊丹は清酒発祥の地。戦国武将山中鹿之助の長男=山中新六幸元が、
それまでの濁り酒とは異なった双白澄酒(もろはくすみざけ)を造り、これが清酒の始まり。
(・・・と伊丹市は認定しているのやけれど・・・その辺の所は、諸所あるわけですね)
新六の八男が大阪で起業し、初代・鴻池善右衛門となります。
酒絞り機
江戸期には、伊丹郷を主に摂津池田など12郷が酒処として栄え、
この地の清酒は丹醸と呼ばれるブランドとなり、ご膳酒として将軍家に献上していたほどです。
しかし明治期には、西宮を中心として灘五郷が繁栄していき、丹醸ブランドは衰退したのです。
それにしても、和建築の簡素で清々しいこと。
それでですね〜〜肝心の鍾馗さんが無い。
震災の被害にあった場所なので、それは当然でなのやけれど、瓦屋根自体が少ない。
これも震災後の経験上、再建した時に忌避したのかなあ〜と思ったりして・・・
なので、たった1件の飾り瓦のお家を見つけて、安堵したりして〜。
鶴のオブジェもあった
水車もありました。
しかし。久しぶりに歩いたので足痙攣するし、とんでもない方向間違いするし〜〜
ま、徐々に体を鍾活モードに慣らしていくしかないなぁ。
今日の甘み
震災を耐えて残ったぞ〜〜という気迫が感じられる、この鍾馗さんの面がまえ。
よくぞ残ってくれました。ほんまにありがとう!