奈良や大阪でも河内地方の民家の土塀には、
大黒さん、恵比寿さんで対の飾り瓦・・・
ではなく土塀なので置物・・・が鎮座しているのです。
関西地方の民家の屋根瓦は、とても豪華だけれど、
土塀まで飾り付けるのは京都にはなく、奈良独特の習俗なのでしょうね。
上記の二柱の造形は、奈良では一番見られるものです。
最初はみんな同じや〜〜とスルーしていたのだけれど、
歩きまわるうちに、一つ一つが異なることに気付いたから、
鍾馗さんに屋根瓦、更に土塀写真を撮ることになって、もうたいへん〜〜
大黒様は打ち出の小槌を持ちながら、米俵に乗っており、
恵比寿様は、鯛を抱いているのだけれど、
こちらの場合、大黒様は小槌の代わりに帳簿をめくり、
恵比寿様は、なんと算盤を弾いている〜〜さすが商売繁盛の神様