勧請縄-近江以外編

  • 2018.08.26 Sunday
  • 09:27

 

勧請縄は主に近江、もしくは大和・山城・伊賀の山間部で多見する習俗だけれど、

都市の中心部にもわずかながらあり、その代表が松尾大社。

 

 

松尾大社は、関西を代表する酒造りの神さま。

何度も参拝しているけれど、面白い注連縄の鳥居やな〜と思っていて、

その注連縄が、勧請縄!と称するものであることを、

勧請縄巡りをしていて、初めて知ったワケどすえ〜〜

 

                  注連縄

 

注連縄は、主縄(だいたいが左捻り)に、3or5or7本の小縄の束=〆の子と紙垂を下げたもの。

でも勧請縄の〆の子は12本以上あること・・・なので松尾大社のものは勧請縄なのですね〜

 

                  春日型・注連縄

 

                   出雲型

 

                   牛蒡注連縄

 

関西の鳥居注連縄は、春日・出雲・大根・牛蒡の型にほぼ集約されるのですが、

最近は、下記のようなビニール製に。

少子高齢化のご時勢で、村の鎮守の宮司は不在。

注連縄作りは、毎年人手もお金も居るので、半永久型にする村が多くなってるのですよねえ。

 

 

注連縄も勧請縄も結界。その大きな違いは〜〜

注連縄は、神社関係者=つまり氏子が献上したもの。

勧請縄は道きりで、

村の結界として出入り口に掛けるので、村人総出で作ったものなのです。

            

                 奈良・田原本

 

村の南北東西の出入り口に結界を張る、道きり勧請縄の形を、よく残しています

 

                 近江・安土

 

 

でも、鎮守の注連縄と同様に、勧請縄を作る人が減少し、

村の老人会などで細々と作られ、近年は縄を張る場所も、神社に集約しています。

 

                  信濃・諏訪大社

 

鳥居の柱にこんな飾り注連縄が〜〜これも勧請縄だと思う・・・?

 

                大阪府下の・・・

 

立派な勧請縄ですよね! 場所は大阪府下・・なんと私の住む枚方にある山田神社。

 

 

周辺は開発し尽くされて、村がよくぞ残ったものやなあ〜というありさまで、

鍾馗さんも無く、なので勧請縄の習俗が在ることが奇跡的。

でも、下記のような陶器の狛犬さんがあって、この村人の信仰心の深さが、

今に至るまで勧請縄を伝え続けているのでしょうね〜〜

 

 

さて。勧請縄は、現在は神社周辺に掛けられているものが、多いのですよね。

でも、お寺の勧請縄!? もあるのですよ。

 

 

そのお寺は、細川ガラシャに縁深い長岡京にある勝竜寺。神仏習合の名残なのかしらん・・・?

 

 

結界を示す縄が、鳥居として発展していくわけですが・・・

でも鳥居って、不思議な形態ですねえ〜

 

                  屋根つき

 

                 両部鳥居

 

                  山王鳥居

 

                  三つ鳥居

 

                 鍋蓋鳥居?

 

山城・高倉神社の鳥居。なんで鳥居に鍋のフタがのってるんやろう?

この周辺の鳥居には、殆ど鍋のフタがのっていて、

調べたけど、そんなけったいな鳥居のこと、どこにも記載がなくて、わからん・・・

でも、何かのフタのようなものを乗せた鳥居は、京都市内にありました。

 

 

鳥居は金!のまがい物。効き目があるのんやろうか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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