櫛まつり-3

  • 2018.09.25 Tuesday
  • 09:17

                          江戸中期=円山鬢・島田                  

 

関西版ニュースで、昨日は<櫛祭り>だったとの報道が。

他に目ぼしいニュースが無かったんやなあ、平和やな〜〜

でも、私がコレを見てから、もう一年も経ったんやなあ〜〜と思いつつ、

来し方過ぎ去る年月の速さを憂い・・・てへんけど、

去年にあげたこのお祭りブログがまだ中途やったのを、思い出した。

で、中断した<櫛祭り>の続き。

→→、でも前回の内容、皆さん覚えてへんでしょ!?だって書いた本人が完全に忘れてるもん・笑

 

*  *  *  *  *  *  *

 

日本髪の三大特徴は、髱・鬢・髷

 

            ↑髪を結い上げた髷(まげ)

      後ろ髪が突き出ているのが髱(たぼ)

        

流行というのは、流行ったスタイルの真反対に向かうようですね。

髱の反動として髱も髷も小さくなり、それでは髪の見栄えが悪くなり、

顔の両側を張りを強調する幅広の髪型、つまりが祇園で始まるのです。

鬢の種類としては、

丸山鬢のほか、張り出し鬢・吾妻鬢・灯篭鬢などがあります

 

 

                円山鬢・島田

 

髪は本来自分で結うもの。しかし、鬢や髱が複雑化しとても一人では結えなくなり、

ここに髪結いさんの登場となるのですね。

そしてまた、髪型による身分・年齢・職業、未婚・既婚、公家・武家、江戸風・京風、

などの区別が、更に厳然とされるようにもなります。

 

 

                 丸山鬢・丸髷

          首から下げているのは懸守(かけまもり)

 

 

歌麿の美人画に描かれた女性は、ほとんどこの髪型。

毛髪の一本づつが透けて見えるような鬢のことから灯籠鬢と呼ばれ、

主に遊女が結ったようです。

 

 

         江戸後期の公家・葵髱(あおいづと)・つぶ髷

 

葵髱=あおいづと、難読ですねえ〜

つとはたぼと同じ意味。葵は、後ろ髪が葵の葉に似ていることから。

 

 

宮中女性の正式髪型は、大垂髪=おすべらかし。

でも日常、宮さん(姫君のことどす)や女官はこんな風に結い上げていました。

彼女は女官見習いなので、殿上眉はありません。(殿上眉の説明は下記に)

衣装は、和宮が江戸へ御降嫁した折の道中着の復元。

 

 

              葵髱・下げ上げ

 

女官侍女の、17~22歳ごろまでの日常髪。 

垂髪を笄をに巻きつけ、笄を抜けばすぐに大垂髪を結えるようにしていたのです。

それにしても殿上眉がすごい!

平安時代より、女性は眉を抜いて額に書き眉をする引き眉の習俗がありました。

殿上眉は、御所に上がることのできる女性の眉。

 

             

彼女は裸足。いくら宮中にお仕えしていても女中。

足袋は履けない。身分制度の厳しさですね〜〜

 

               葵髱・片外し    

 

江戸城中から伝来したもので、つまり武家ふう。仙台萩の政岡もこの髪型。

髷は一方だけが笄に巻きつけてあり、笄を抜けば大垂髪になるのだけれど、

この時代には、笄を抜くことは殆ど無かったようです。

 

 

                 長(おさ)船

 

長船は丸髷から変化したもので、 横から見ると、髷の部分が船に似ている(のか?)から。 

上流武家夫人が結った髪型。        

 

 

説明書きには既婚夫人の髪型、とあるけれど、

でも、彼女の着物は未婚女性が着る振袖??

ま、黒柳徹子も振袖着てるから、いいか・・・笑

 

                  勝山髷

 

武家の姉娘。正式には笄を、略式には簪をさすとか〜

 

 

ところで。彼女、とりわけべっぴんさん。そしてその視線が笑顔でいつもカメラ目線。

櫛まつりで着る人は、美容協会の関係者と一部公募者なのやけれど、

彼女は、プロのモデルやと思うナ。

 

 

                  奴島田

 

高島田の一種で、京阪の上流子女が結う。武家は飾りは少なく、町家は派手目に。

 

 

                   両輪

 

上方町家の、子供のいる夫人に結われたもの。江戸では丸髷を結います。

 

 

                今日のランチ

 

通りすがりに入ったこのランチ店。斜め向かいに舞妓さんが二人いてはった!

いくら宮川町付近だとはいえ、普通のお店やし。

舞妓さんを見慣れている私やけれど、もしかして偽物?と思いつつ、

彼女の言葉を聞いていて、ほんまの舞妓さんやなあ〜〜と安堵。

 

 

                      続く

 

 

 

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