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- 2021.10.18 Monday
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稚児舞披露
祇園祭!!です。
前祭山鉾巡行は7月 17日ですが、
5日は長刀町の切符入り(神事始めのこと)
会所にてお稚児さんの披露があり、見学してきましたよ〜〜
今年のお稚児さんは、御室小学4年(10才)中西望海君。
お父さんは、かの京菓子<鼓月>社長で、お父さんも稚児だったとか。
お稚児さんを補佐する禿は、杉本崇晃君(10才)と竹内瑛基君(9才)
太平の舞
久世駒形稚児
7月13日八坂神社で、久世駒形稚児社参の儀があり、
当然(→当然なのか!?→ま、いいけど・笑)見学してきました。
祇園祭は、久世駒形稚児が参内してこそ成り立つ祭事。
稚児は、南区綾戸にある国中神社の氏子より、2名選ばれます。
綾戸国中神社の御神体は、素戔嗚尊=駒形(馬顔の木彫)
素戔嗚尊が、最初に下界に降り立たれた久世。
そのおり、尊が符として自らの手で愛馬=天幸駒像を刻まれたのです。
神道の神は一神が、凡そ和御霊(にぎみたま)と荒御魂(あらみたま)に別れ、
一神が二体、二体で一神となるのです。
八坂神社の場合、
ご祭神は和御霊の須佐之男命。国中神社は、荒御魂の素戔嗚尊。
つまり、ご祭神=駒形を胸に抱いた久世稚児が社参してこそ、
2体が合体し、スサノオノミコトと成るのです。
国中神社のHPより
長刀鉾の稚児は、100万石の大名と同位ですが、あくまで神様のお使い。
でも久世稚児は駒形を奉侍するので、神そのものと見なされます。
なので、八坂神社の社参には
天皇・皇室関係者(もちろん長刀鉾稚児も)でさえ、下馬が必定ですが、
久世稚児は、騎乗のまま社参できるのです。
令和元年の久世駒形稚児は、左=戸倉悠翔君(8才) 右=仲子陸哉君(7才)
年少稚児が、神幸祭=中御座(素戔嗚尊の御霊)の神輿の先導し、
年長さんが、還幸祭の先導を勤めるのです。
稚児化粧
お稚児さんの化粧の仕方は独特で・・・
元の顔の如何に関係なく、お稚児さんのお顔になるのですよねえ〜〜
日本の伝統的化粧法は白塗り。
まず、
芸妓・役者は動物性油脂を使用する油化粧。
対してお稚児さんは清浄・無垢なので、植物性油脂を用いる水化粧。
白塗りは、顔師(化粧方)が行うのですが、
手足3年襟首3年、顔で4年に上塗り10年・・・という修行が必要で、
現在、この白塗りができるのはわずか3人のみとか・・・
伝統行事を維持していくのも、難儀なご時世です・・・
今日のランチ