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    長刀鉾稚児と駒形稚児

    • 2019.07.14 Sunday
    • 14:58

                      稚児舞披露

     

    祇園祭!!です。

    前祭山鉾巡行は7月 17日ですが、

    5日は長刀町の切符入り(神事始めのこと)

    会所にてお稚児さんの披露があり、見学してきましたよ〜〜

     

     

    今年のお稚児さんは、御室小学4年(10才)中西望海君。

    お父さんは、かの京菓子<鼓月>社長で、お父さんも稚児だったとか。

     

     

    お稚児さんを補佐する禿は、杉本崇晃君(10才)と竹内瑛基君(9才)

     

                      太平の舞

     

                      久世駒形稚児

     

    7月13日八坂神社で、久世駒形稚児社参の儀があり、

    当然(→当然なのか!?→ま、いいけど・笑)見学してきました。

     

     

    祇園祭は、久世駒形稚児が参内してこそ成り立つ祭事。

    稚児は、南区綾戸にある国中神社の氏子より、2名選ばれます。

     

     

    綾戸国中神社の御神体は、素戔嗚尊=駒形(馬顔の木彫)

     

    素戔嗚尊が、最初に下界に降り立たれた久世。

    そのおり、尊が符として自らの手で愛馬=天幸駒像を刻まれたのです。

     

    神道の神は一神が、凡そ和御霊(にぎみたま)と荒御魂(あらみたま)に別れ、

    一神が二体、二体で一神となるのです。

    八坂神社の場合、

    ご祭神は和御霊の須佐之男命。国中神社は、荒御魂の素戔嗚尊。

    つまり、ご祭神=駒形を胸に抱いた久世稚児が社参してこそ、

    2体が合体し、スサノオノミコトと成るのです。

     

              国中神社のHPより

     

     

    長刀鉾の稚児は、100万石の大名と同位ですが、あくまで神様のお使い。

    でも久世稚児は駒形を奉侍するので、神そのものと見なされます。

    なので、八坂神社の社参には

    天皇・皇室関係者(もちろん長刀鉾稚児も)でさえ、下馬が必定ですが、

    久世稚児は、騎乗のまま社参できるのです。

              

     

    令和元年の久世駒形稚児は、左=戸倉悠翔君(8才) 右=仲子陸哉君(7才)

     

    年少稚児が、神幸祭=中御座(素戔嗚尊の御霊)の神輿の先導し、

    年長さんが、還幸祭の先導を勤めるのです。

     

     

                      稚児化粧

     

    お稚児さんの化粧の仕方は独特で・・・

    元の顔の如何に関係なく、お稚児さんのお顔になるのですよねえ〜〜

     

     

    日本の伝統的化粧法は白塗り。

    まず、

    芸妓・役者は動物性油脂を使用する油化粧。

    対してお稚児さんは清浄・無垢なので、植物性油脂を用いる水化粧。

     

    白塗りは、顔師(化粧方)が行うのですが、

    手足3年襟首3年、顔で4年に上塗り10年・・・という修行が必要で、

    現在、この白塗りができるのはわずか3人のみとか・・・

    伝統行事を維持していくのも、難儀なご時世です・・・

     

                      今日のランチ

     

     

     

     

     

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