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    応龍

    • 2019.01.10 Thursday
    • 09:24

     

    若い頃は苦手やった中国古代史、年を経るとその面白さがわかってきてハマってる。

    お正月、なのでそんな本(ちょっと分厚い)を読んでいたら、大失敗を発見。

    それは、

    私が鯱(シャチ)と紹介していた想像上の動物、なんと実は、応龍!

     

    今までウソをついていて、ごめんなさい。

    ま、故意ではなく、ロクに調べもせず、思い込んでいただけなのやけれど、

    間違いは間違い。

    新年早々の訂正・・・やけれど、申し訳ありません

     

                       鯱

     

    、姿は魚にして顔は虎、背中にトゲが生えている火伏せの水龍。

     

    この鯱を鯱鉾として天守閣に用いたのは、信長の安土城らしい・・・

    それに。

    顔が虎、らしいけど、どう見ても龍よねえ〜〜

     

     

                       応龍

     

    中国の三才図絵によると、応龍は翼のある龍のこと。

    古代神話では、

    黄帝が不死身の蚩尤(しゆう)と戦った時に応龍が加勢し、黄帝が勝利。

    禹の治水では、その尾で川の支流を作り、川水を海に流したりして、治水事業を成功させたとか。

     

    その伝説を江戸期に和漢三才図会として刊行し、

    この図会で紹介されているのが、上記の日本化した応龍。

     

     

    龍には、贔屓や蒲牢など9子があり、それとは別に種類が多々あり。

    応龍のように翼があるものを翼竜。鱗がある龍は蛟龍、角がないのが蜘龍、

    火を吹くのが火龍、戦いを好むのが蜥龍など。

    それが日本化されると、蟒蛇(うわばみ)や大蛇(おろち)が加わります。

     

     

    この応龍瓦は、奈良でも斑鳩地域にしか見られない飾り瓦。

    そして。

    この地域の瓦師は、応龍の故事を熟知していたわけで、相当な知識人であったのでしょうね〜〜

     

     

     

                        麒麟

     

    麒麟は龍・鳳凰・玄武と共に4霊獣。

     

    その姿は鹿に似、顔は龍、蹄は馬、体に鱗を持ち体高は5mもあるとか。

     

     

     

     

     

     

     

     

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