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- 2021.10.18 Monday
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奈良県橿原市は大和三山に囲まれた地で、つまり歴史が古く、瓦もいかにも古く、
だから、福瓦の意匠も個性的で面白くて〜〜
福瓦、というのは私が勝手に呼んでしまっている七福神瓦のことやけど。
でも、諸々の理由で福瓦も消えつつあって、
だから、私が彼らが居たことを見届けんとあかん・・・
などという、余計なお節介で撮り始めて、ますますのめり込んでしまってる。
なんでそんなにハマったか、というと・・・
七福神は鍾馗さんと異なり資料がいっぱいで、ある程度の型が決まっている。
でもね、型が決まっているのに、決まっているからこそ、
その範疇内で各々の瓦の個性が際立っているんですよね〜〜
大黒さんの標準型は、頭巾をかぶり打ち出の小槌を持ち福袋を担ぎ、
俵に立っているもの(座るバージョンもあり)
頭巾や衣装のデザイン・模様もさまざま。
それで。
頭巾やけど、なんかだんだん張り出してくるんですよ〜〜行者の頭襟のように。
恵比寿様・・・関西ではエベッさんやけど。
第一条件は、鯛を持っていること。また魚籠があるも多いですね
→→魚籠携帯型が多いのは大阪で、奈良は少ないけど)
それでね、鯛の持ち方が上向き・下向き・中央などバラバラ。
エベッさんは恵比須顔なので、楽しそうなのが良い!
見慣れた大黒パターンから逸脱していて、なんでかな?と思ったら、瞳と宝袋がでかすぎ!
いかにも古くて素朴ですねえ・・・こんな古瓦の家が現存していることが大和なんです〜〜
胡座座りしていて、なんだか昔話に登場するお爺さんみたい。
顔!!