ずいき祭・還幸祭-1

  • 2017.11.03 Friday
  • 18:08

                   ずいき神輿

 

                   八乙女

 

11月になりました。これといってな〜〜んもしてへんのに、平々凡々、

いつの間にか、今年もあと2ヶ月となっちゃいましたよ。

でも平凡なこと、それが一番幸福なことでもありますね〜

 

さて。

京都の秋祭りの先陣となる北野天満宮の端饎(ずいき)祭。

10月 1日の神幸祭から 5日の后宴祭まで行われるのですが、

4日のずいき神輿と還幸祭を見てきたものを、今頃更新しま〜〜す

 

                   御旅所

 

神幸祭により御旅所に移動された、天満宮のご祭神である菅原道眞公と妻子の御霊。

ここに4日間鎮座され、還幸祭により北野天満宮にお戻りになられます。

 

                ずいき神輿

 

ずいき=里芋の茎で屋根を葺き、五穀や乾物、野菜で飾られた神輿。

元々。平安時代に西之京の神人が道眞公の神前に、

自分達の作った米・野菜などの収穫物をお供えし、五穀豊穣を祈願・感謝していたもの。

その後、北野天満宮の神輿渡御も加わり、現在の端饎祭となるのです。

なお端饎は、端は目出度い、饎は食べ物を神様にお供えするという意味。

 

                 子供神輿

 

江戸時代、西之京地域では八基のずいき神輿があったそうですが、現在は2基のみ。

 

                  出御祭

       御旅所から本社・天満宮へお戻りになる為の儀式。

 

      現代なので、神様もバナナも召し上がるようですね〜〜

 

                ずいき神輿・詳細

                   正面

 

屋根を葺くずいき。芋茎(里芋のくき)と書きますが、実際は里芋の葉柄。

千木は、麦わら細工が貼ってあります。

神輿の四面にはお細工がされ、すべて意匠が異なるのでそれも面白いものです。

 

            よう落

 

四方の隅を飾るよう落。赤茄子・五色唐辛子・麦わら細工などを用いています。

 

                  後面

 

赤紫の柱は真紅と呼びます。千日紅に12000本の糸を通して巻いたものだそうな。

天満宮の文字は白千日紅。青い鈴は賀茂茄子に似せた唯一の金属製飾り。

 

                 欄間

               

神輿の四面を飾るもので、四面それぞれテーマが異なります。

なま物で飾るずいき神輿なので、毎年作るのですが、欄間のテーマもやはり毎年異なります。

この欄間は<刃傷松の廊下> ということがすぐにわかりますね。

 

                   右面

 

                  桂馬

        

桂馬は鳥居の間に吊るすもので、テーマは<土俵入り>

 

お細工に使用するものは、土に帰るもの。

例えば、この<土俵入り>は、顔=卵の殻、髷=栗の皮、目=黒豆、

鼻=かぼちゃの種、口=ずいき、肌=トウモロコシの皮、化粧回し=かんぴょう、

背景=夏みかんの皮。

なお人形細工の題材には、お坊さんと女性は禁忌だそうな〜〜

 

                  左面

 

かめりんなので、亀を助けた浦島太郎にはとても愛着がありますね〜〜

しかし。乙姫がプレゼントした玉手箱を開けてしまって、一気に年老いた浦ちゃん。

乙姫はん、なんでそんなけったいなものを恩人に贈ったのか、今でもわからん〜〜

 

 

                  子供神輿

大神輿と同様に、子供神輿もそれぞれ趣が異なります

 

 

また、天満宮の神紋=梅鉢紋のしめ縄は後に氏子諸氏に配られ、氏子家の玄関上に飾ります。

 

ずいき神輿を飾る、ずいき・千日紅・水稲・30種の野菜は、西之京の農家が作っています。

そして、9月1日の千日紅摘みに始まり、30日にはずいきを収穫し、

氏子たちは屋根を葺き、神輿各部に収穫物をはめて、一月がかりで完成するのです。

本当に、手間と心がこもったお神輿でありお祭りなのですね。

 

                 神輿巡行

 

2基のずいき神輿と還幸祭(=道眞公の鳳輦行列)の巡行は

西大路通りを挟んだ、東側の氏子町を練り歩くのですが(神幸祭は西側)

途中で別れ、別順路を行きます。まず、ずいき神輿と子供神輿が出発。

 

                   還幸祭巡行

 

猿田彦命が鎮座される導山の先導により、

総勢350人余りの鳳輦行列(梅鉾、花笠鉾、八乙女など)が氏子町を巡行。

還幸祭には、神幸祭には無い牛車の登場もあります。

九州・太宰府で御隠れになった道眞公の御霊を北野の地にお迎えするという

神幸祭より重要な意味合いがあり、おいで祭の別名もあります。

 

還幸祭の巡行模様は、次回に。

 

 

 

 

 

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM