祇園祭/前祭・山伏山

  • 2019.06.01 Saturday
  • 00:29

 

6月になりました。梅雨ですねえ〜〜。

5月下旬は真夏日が続き、本格的な夏になればどれほど暑いのやろ・・・とうんざりですが。

とにかく6月になると私が思うのは、祇園祭が近いなあ〜と。

それでですね、

祇園祭・前祭の山鉾紹介、前回(といってもなんと2年前!!)

紹介したのがまだまだ残っていて、それで(今頃やけれど)続きの紹介しま〜〜す。

 

前祭の山鉾は、鉾9基、山19基、合計23基。すでに紹介したものは16基。

なので、残り9基あるのですよね。

まず、山伏山から。

 

ご神体の山伏は、元公家であった浄蔵貴所

彼は菅原道真の霊を鎮め平将門を調伏し、傾いた八坂の塔を元に戻すなどの法力者。

数ある浄蔵の法力中最強は、堀川に一条戻橋があるのですが、

ここで父の葬列に出会い、父を蘇生させたことにより戻り橋の地名が。

ま、修験道版安倍晴明ですね〜

 

            

見送り<雲龍波涛図> 中国・明代製作だが、上段は日本製、下段が中国製を接ぎ合わせたもの

 

会所飾りは、間近で懸装品見る絶好の機会。それらは重文クラスも多く巡行には使用できず、

使用してもレプリカ。でも、会所では本物を展示してあるのですよね〜〜

 

旧見送り(1841年作)の上段部分は、江戸後期の絵師・岡本豊彦の下絵。

 

          水引<雲龍麒麟・江戸後期作> 菊水鉾より寄贈されたもの

               旧 ↑  新 ↓

 

 

 

会所奥のお社では、茅の輪くぐりが出来ます。

私も毎年くぐっているのでご利益大。だって生きてるから〜・笑

ちなみに、浄妙山のオススメグッズは茅の輪たわし。

 

各山鉾(役行者山以外)は、八坂神社の清祓いを受けます。

山伏山はそれと共に、宵山には修験道本山聖護院より、山伏の祈祷・巡拝もあります。

明治以前の神仏混合の名残り。

 

 

他の鉾では通常、四隅にしか掛けない飾り房が、山伏山には前懸や胴懸にも。

その理由は如何に?

それは・・・相次ぐ火災で焼失した山鉾も多く、

明治期、山伏山の隣町菊水鉾も一時再建を断念(S27年に復活)

菊水鉾はその時に、9点の祭具と祇園守りを山伏山に譲渡するのです。

山伏山はその恩として、送られた菊水鉾の飾り房を飾っているのですね。

また、感謝の気持ちとして30ケのお餅を菊水鉾へ持参する、

ということが現在まで続けれている、情に厚い山です。

 

 

浄蔵貴所の衣装は、大峰山に入山する時のもの。

修験道の霊場は御嶽山・羽黒山が有名だけれど、関西ではやはり大峰山。

未だ女人禁制で、真言・天台の面々も修行する戒律厳しい山。

6月になると、浄妙山関係者は大峰山に参拝し、巡行の無事を祈願します。

 

右手に斧、左手に数珠、腰に法螺貝を身につけ、緋色の玉(ボンテン)は最高位を表します。

結袈裟は、聖護院寄贈。

しかし、これだけの衣装装束を着つけるのは至難の技。そこで御神体装束師の出番。

それは、観世流能楽師シテ方分林家が代々担い、現在3代目の道治氏。

着付けは3人体制で、4~50分ほど。・・・

私たちは山鉾巡行の華やかさばかりに注目するけれど、

裏では多くの人が関わり協力しているのですね〜〜

なお、装束師が着付けするのは、鈴鹿山・黒主山・役行者山があります。

 

 

山伏山は、東日本大地震及び熊本地震の復興支援として、宵山には地元の名産品を販売。

また、粽の藁は宮城産を使用。通常のグッズ(茅の輪せんべい、厄除けたわし)以外にも、

町衆手作り、復興祈念てるてる坊主お守りも授与。

今年は、くまもんも応援に駆けつけました。

 

 

              今日のランチ=鱧の天ぷら御膳

 

祇園祭と言えばハモ。祇園祭の頃が旬。なのでハモ祭の別称も。

輸送技術が未熟な時代、ハモは瀬戸内から京都までの輸送に耐える生命力にあふれた魚。

なので魚に豊かと書いて鱧。

天麩羅・牡丹鱧・湯引きに鱧寿司、皮は酢の物、骨はダシ取りと捨てるところがない。

始末に最適な魚なので、京都人のみならず、関西ではお馴染み〜〜

しかし!

ハモは骨が多く骨切りしないとダメ。素人には到底さばけまへん。

それに本音を言えば、白身で淡白やけど、フグほど美味いとは思えへんし・・・・・

 

             駒形提灯は、八坂神社の神紋提灯

 

ところで。

八坂神社の神紋が、キュウリの切り口に似ている(→のか?)ということで、

キュウリを食べない氏子さんがいるとか〜〜

逆に好んでキュウリを食べる氏子さんも。

それは八坂神社の祭神=素戔嗚尊と同一神である牛頭天王がキュウリが好物だから。

キュウリ=胡瓜と書くように、原産はインド奥地のヒマラヤ原産。

牛頭天王は、元来インド祇園精舎の守り神なので、キュウリ好きなのですねえ〜

→→私もキュウリは大好きどす →蛇足

 

 

 

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM