スポンサーサイト

  • 2021.10.18 Monday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    岐阜ツアー・後編

    • 2019.08.17 Saturday
    • 19:20

                    屋根神さんと卯建

     

    鍾馗さん岐阜ツアー後編。美濃市で出会ったのは、卯建(ウダツ)の街並みと屋根神さん。

    あまりの美しい光景にうっとり。

     

    この街並みが美しい第一の理由は、電信柱が1本もないこと。

     

    美濃市は、長良川の右岸が、金森長近築城の小倉山城城下町。

    左岸が、和紙製造とそれを売る商人の町。(美濃和紙は2014年にユネスコ遺産に)

     

                 小坂家の起(む)くり屋根(重文)

     

    ムクリ屋根とは上方ふうのウダツ屋根で、1772年に建てられた、美濃市では最も古い建築。

     

     

    ウダツは火除け壁ですが、美濃和紙商人たちがその家ぶり商売ぶりを競い合い、

    ウダツをどんどん豪華にしていき、街自体のウダツが上がったのですね〜〜

    現在、ウダツ家は18棟あるそうです。

     

     

                      ウダツ飾り

     

    ウダツの化粧瓦を<ウダツ飾り>と呼ぶようになるほど、その装飾が複雑華麗に〜〜

     

     

     

     

                       屋根神

     

    そして屋根神さん。愛知(名古屋周辺)と岐阜の習俗で、軒神・屋根宮とも。

    神様(熱田神宮・火除けの秋葉・津島神社)の祠を屋根上に置くのですが、

    お社の土地の入手が困難なために、軒上に置くようになったとか。

    始まりは日清戦争(1897年)前後と比較的新しく、

    日清戦争の世情不安・戦争祈願などが、屋根神設置を後押ししたのでしょうね〜〜

     

     

     

     

                 美濃市内

     

    眼光の鋭さ! 鬼師さんの技量の高さが伺えます。

     

     

    鍾馗さんに惹かれて関西を放浪するうちに、その土地の習俗=勧請縄や屋根神さんと出会い、

    日本は狭いようで実は広いのやなあ〜〜と改めて思いました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    PR

    calendar

    S M T W T F S
         12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31      
    << March 2024 >>

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recommend

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM